Last Updated 2012/04/23 |
Programming Tips Oracle | 索 引 |
オラクルでコンピュータ名や IP アドレス変更
2012/04/23
オラクルはインストール後に IP アドレスやコンピュータ名を変更するとまともに動作しない。 (なんて作りなんだ) もし,変更する場合は以下の手順で行う。
リポジトリの再作成は Oracle Enterprise Manager の動作の為。 ■spfile 取得・確認 sqlplusにSYSDBA権限でログインして,以下を実行してspfileの格納パスを取得する。 select value from v$system_parameter where name = 'spfile'; 取得した格納パスに initORCL.ora ファイルが存在しない事を確認する。 存在する場合は,initORCL_1.ora等にリネームする。(spfileの内容を出力する為) sqlplusにて,以下を実行してspfileの内容を出力する。 create pfile='取得したパス\initORCL.ora' from spfile; initORCL.oraファイルの中身の「host」を確認する。 IPアドレスまたはホスト名が記述されていなければ,initORCL.oraを削除する。 ■Oracleリポジトリ削除 コマンドプロンプトにて,以下のコマンドでOracleリポジトリを削除する。 emca -deconfig dbcontrol db -repos drop 「Enterprise Managerの構成が正常に完了しました」と表示されれば,リポジトリの削除が完了する。 ■IPアドレス・コンピュータ名変更 IPアドレスとコンピュータ名を変更する。 ■oraファイル変更 下記のファイルに対して,必要な変更を行う。 各ファイル「host」の項目にIPアドレスまたはコンピュータ名を明記する。
同様にオラクルのディレクトリ(C:\oracle等)以下を検索して,下記のファイルに対して変更を行う。 (存在しなければ変更の必要はない)
■spfile変更 「spfile 取得・確認」にて,initORCL.oraを削除していなければspfileの更新を行う。 sqlplusにSYSDBA権限でログインして,以下を実行してspfileの更新を行う。 create spfile='取得したパス\spfile.ora' from pfile='取得したパス\initORCL.ora'; 取得したパス\spfile.oraのタイムスタンプから更新された事を確認する。 取得したパス\initORCL.oraファイルは削除する。 ■Oracleリポジトリ作成 コマンドプロンプトにて,以下のコマンドでOracleリポジトリを作成する。 emca -config dbcontrol db -repos create ポート番号が変更される場合があるので注意が必要。 ■確認事項 コマンドプロンプトにて tnsping orcl sqlplus にてログイン Oracle Enterprise Managerにてログイン 上記が問題なければ無事 IP アドレス,コンピュータ名の変更は完了する。 参照 |
|