セットアップディスクを使用してインストールしたアプリケーションはレジストリの HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID に登録される．


セットアップディスクの Setup.lst を参照すると，作成した実行ファイルが Foo.exe であれば，

File2=1,,FOO.EX_,FOO.EXE,$(AppPath),$(EXESelfRegister),10/08/1996,,10240,1.0.1

という行があるはずである．

$(EXESelfRegister) が CLSID に登録する指示である．


レジストリに登録するデータは標準では作成されない．必要であれば Setup132.exe を改造しなければならない．

それよりもお手軽な方法がある．
レジストリファイルを登録してしまうのである．
レジストリエディタにて該当の項目を作成して，レジストリファイルの書き出しにて，ファイルに保存する．（名称は Foo.reg とする）
Setup.lst の [Files] セクションの最後に以下を付け足す．

File3=1,,FOO.REG,FOO.REG,$(AppPath),FOO.REG,10/08/1996, ,365

File3 の "3" は [Files] セクションで連番にする．
日付は Foo.reg の日付
最後の数字は Foo.reg のサイズ

そして Foo.reg をセットアップディスクにコピーすればよい．


参照
セットアップ先変更