Last Updated 2007/05/07
エッセイ 2007
Becky! をアイデアツリープロセッサとして使用する
作成 : 2007/05/07

仕事とかまぁプライベートとかでも情報をツリー表示したり分類分けしたりして管理したい場合なんかがある.
階層エディタとかあるけど,純粋なテキストファイルじゃなかったり行頭にタブとかいれなきゃいけなかったりと,使い勝手がいまいち悪い.

いいものがあるじゃないか.分類分け出来てツリー表示も可能で多くの人間が使用しているツールが.
メーラーを使っちゃうんです.今時メーラーを使用していない人はそうそういない.(いや別に万人にこの方法を薦める訳じゃないんですが)
とりあえずあっしはパソコンには必ずメーラーは入れる.それを使用しない手はない.他のソフトみたいに変にフォーマットを規制されたりすることもない.
あっしは Becky! を常用しているので Becky! でアイデアツリープロセッサを実現してみましょう.(アイデアツリープロセッサの説明はしてないけど)

普通にメールを新規作成する.本文の所に保存したい内容を書く.ここまで普通の処理.

次にヘッダを修正する.「ヘッダ」ボタンを押下.表示される送信ヘッダダイアログで From を変更する.変更する内容はなんでもよい.自身のメールアドレスでなければなんでもよい.ちなみにこの内容が差出人として表示されるのでサブ分類としても使用出来る.
なぜこんなことをするのか?

送信するものとしてじゃなく,受信したものとして扱いたいからです.
送信するものとして保存してしまえば,再度そのメールをダブルクリックするとメール作成画面が表示されてしまう.それは都合よくない.受信メールをダブルクリックするとクイックアクセスに登録される.あとで参考にしたい時などに重宝するかもしれない(笑)
間違ってダブルクリックした時なんて作成画面が表示されて邪魔になる.クイックアクセスに登録されるぐらいならまだ許せる.そして何よりもメール作成が画面が表示されて間違って送信処理してしまう事もなくなる.「草稿箱に入れますか?」などと聞いてこなくなる.これが重要.
From が自身のアドレスでなければ受信したものとして扱われるのでこの機能を利用する訳だ.

さて,内容を書き終えたら草稿に保存.そして適宜振り分けたいフォルダに振り分ける.これでめでたく保存しておきたい情報として保存される.あとはツリーにつなげたり重要度のマークつけたり色つけたり好きに出来る.
mbox 形式にエクスポート出来るしテキスト形式にエクスポートも出来る.ツリー構成にしても他のメーラーでも問題なく読み込み可能.万が一メーラーが変わっても構成は保持出来る訳だ.

普段使い慣れているメーラーをアイデアツリープロセッサとして使用する.検索も出来るし外部エディタだって使える.なかなかいい案だと思うんだけど.

またメーラーを使用することにより,違うパソコンからも記事というか情報の追加が容易になるメリットもある.
アイデアツリープロセッサ系のソフトを使用するとそのソフトがないと情報の追加に手間がかかる.でもメーラーであれば自身のアドレスに WEB メールからでも携帯からでも送ってしまえば問題はない.分類したりツリーにしたりも問題なく出来る.メールを作成して受信メールと認識させていたわけだが,ちゃんとした受信メールとして情報の追加も出来る.
素晴らしいアイデアだと思いません?
Becky! をアイデアツリープロセッサとして使おうと思っていろいろ考えていたらこのアイデアが浮かびました(笑)
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