大学にいた時，授業中騒ぎすぎて先生に怒られた事があります．
相当腹立ったんでしょうね．学籍番号というかどこの学部かを聞いてきました．
（あっしにではなく一緒に騒いでいた知人に）

「君は経営（工学科）か？」
「あい」

そのやり取りが面白すぎてその後どうなったのか覚えていません．

教授は「君は経営か？」と聞いています．
それに対し生徒は「Ｉ（あい）」と答えました．
これが「はい」に聞こえたんでしょうね．
確かに経営工学科の生徒です．結果的に正しく伝わりました．そこにウソはないです．

生徒は教授が「君はＫか？」と言ったと思ったのです．
あっしの大学は学部学科ごとにアルファベットが振られていました．あっしのいた学科は「Ｉ」でした．
だから「（Ｋではなく）Ｉ」と答えたのです．
ある意味これも間違っていません．

（教授側の認識）
「君は経営か？」
「はい」

（生徒側の認識）
「君はＫか？」
「Ｉ」

お互いが相手の言う事を正しく認識してなく，認識してないにも関わらず答えた結果が，結果的に正しく相手に伝わってしまった．
誤認識して，それに対する結果を相手も誤認識して結果的に正しくなってしまう．
こんなこともあるんですねぇ．